函館市電、老朽化で「724」号を廃車 3月30日に「さよなら運行」


函館市企業局交通部は、函館市電で運行している710形「724」号について、車両老朽化のため2018年3月30日(金)で廃車とすると発表しました。

「724」号車両は、新潟鉄工所で新造された710形14両の最終車両で、1961年10月から運行を開始しました。1975年からは、カラー電車広告車両の第一号車として広告塗装が施され、これまで、彩華デパートや東京アカデミー函館校、長谷川水産などの塗装で運行されています。

函館市企業局交通部では、3月26日(月)から「724」号車系統板に 「さよなら運行を実施します」のシールを掲示、車内には、過去に契約していたカラー電車広告の写真が展示されます。3月30日(金)には、「さよなら運行」が実施され、先着100名に記念乗車証が配布される予定です。

画像:デビュー当時の函館市電「724」号
デビュー当時の函館市電「724」号
©函館市企業局交通部


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