日本信号が2019年3月期の決算短信を発表、ホーム安全システム関連の受注・売上が好調


日本信号株式会社は5月7日、2019年3月期の決算短信を発表した。受注高は113,347百万円(前期比13.8%増)、売上高は99,857百万円(前期比19.2%増)、営業利益は7,000百万円(前期比239.6%増)、経常利益は7,900百万円(前期比167.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は5,306百万円(前期比158.6%増)となり、受注高、受注残高も過去最高を更新した。
背景には首都圏を中心として進むホームドアの整備や、人口減少を見据えた駅務自動化の需要がある。鉄道事業者の安全対策投資によるホーム安全システム関連の受注・売上が堅調に推移したこと、また国内各社向けの信号保安装置、およびアジアを中心とする海外市場における信号システムの売上増加により、業績予想値を上回る結果となった。

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