その車両群をなんと個人で所有していたということで、所有者の名前をとって「山田コレクション」と呼ばれていました。
現在、車両群の所有は日本鉄道保存協会に移っており、山田コレクションの話題は日本鉄道保存協会総会にて時折状況が報告されています。
山田コレクション蒸気機関車「C11 1号」東武博物館へ
日本鉄道保存協会2018年9月号会報にて、山田コレクションの話題が2つ報告されています。
続いて、「C11 1号を東武博物館に譲渡」という記事があります。
以下にその部分の記事を引用します。
C11 1号を東武博物館に譲渡
なんと、山田コレクションの車両群が収めてある「野幌車庫」から「C11 1」を運び出し、東武鉄道に搬送する予定とのことです!
存在すら謎に包まれていた山田コレクションの蒸気機関車が外に出てくるというだけでも驚きですね。
「C11 1号」は青梅鉄道公園にある蒸気機関車とは別物
Wikipediaの説明では以下のようにあります。
国鉄C11形蒸気機関車 民間向けの同形機
江若鉄道 蒸気機関車
C11形C11 1・2国鉄C11形の同形機。1947年自社発注の1号機は「ひえい」、同年宇部油化工業専用線から転入した2号機は「ひら」と称した。2号機は1953年に三岐鉄道へ譲渡された。1号機は1957年に雄別鉄道へ譲渡後、釧路開発埠頭に再譲渡されて使用された後、個人が保存していたが、東武鉄道に再々々譲渡される予定。引用元:江若鉄道#蒸気機関車/Wikipedia
何十年もの間誰の目にも触れず倉庫で眠っていた蒸気機関車が外に出てくるだけでなく、動態保存として動き出すと思うと胸が熱くなりますね!
TwitterでC11-1の搬出の目撃が上がっております。