7月14日ツール・ド・フランス結果

http://www.cyclesports.jp/depot/detail.php?id=6943から引用

【ツール速報】モン・バントゥ区間マイヨ・ジョーヌのフルーム圧勝!

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第100回ツール・ド・フランスは、革命記念日の7月14日にジボールからモン・バントゥまでの242.5kmで第15ステージを競い、マイヨ・ジョーヌのクリストファー・フルーム(スカイ)が圧勝し、今大会2度目の区間優勝を果たした。2位にはコロンビアのナイロ・キンタナ(モビスターチーム)が入り、総合で8位から6位へ浮上。新人賞のマイヨ・ブランを再び獲得した。

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第15ステージは181選手がスタート。30km地点でマイヨ・ベールのペーテル・サガンキャノンデール)、マルケル・イリサール(レディオシャック・レオパード)、ピエリック・フェドリゴとジェレミー・ロワ(FDJ.fr)、クリストフ・リブロン(AG2R・ラモンディアル)、アルベルト・ロサダ(カチューシャ)、シルバン・シャバネル(オメガファルマ・クイックステップ)、ダリル・インペイ(オリカ・グリーンエッジ)、ウォートル・プールス(バカンソレイユ・DCM)、ジュリアン・エルファレス(ソジャスン)が集団から逃げ出すことに成功した。10人は70km地点で最大7分5秒差を付けて逃げ続けた。


この逃げグループから、モン・バントゥ登坂が近づいた残り25km地点で地元フランスのシャバネルがアタック。革命記念日の勝利を目指してプロヴァンスの巨人に単独で挑んだ。しかし、残り20km地点のモン・バントゥのふもとで、シャバネルとメイン集団のタイム差は1分45秒しかなかった。モン・バントゥの上り坂が始まってすぐに、メイン集団からはマイヨ・アポワを着たピエール・ロラン(ヨーロッパカー)が脱落した。残り15kmで、メイン集団の先頭はピーター・ケンユックとリッチー・ポートのスカイ列車が引いていた。ここから残り13.5kmでミケル・ニエベ(エウスカルテル・エウスカディ)がアタック。つづいて残り13km地点でキンタナが飛び出し、それを追った。ニエベは残り12.7kmで先頭を走っていたシャバネルを追い越したが、2km後には後から追ってきたキンタナに捕まってしまった。メイン集団の先頭では残り8kmでポートとフルームがアタックし、コンタドールだけが付いていった。先頭の2人と3人の差はたった31秒だった。


ゴールまで残り7.5kmで、キンタナはニエベを置き去りにして独走を開始。しかし後方ではマイヨ・ジョーヌのフルームが信じられないようなスピードでアタックし、コンタドールを置き去りにしてキンタナを追撃した。フルームは残り6.8kmでキンタナに追いつくと、ふたたびスピードを上げて先頭に立ったが、沿道にあふれかえる観客で狭くなったエリアでキンタナに追いつかれてしまった。2人は残り2kmでコンタドールとニエベの2人に54秒差をつけていた。最後はフラム・ルージュを目前にして加速したフルームにキンタナがついて行けずに脱落。マイヨ・ジョーヌは単独でゴールラインへと飛び込み、待ち受けていたガールフレンドと祝福のキスを交わした。コンタドールは1分40秒遅れでゴール。第13ステージの奇襲作戦で挽回したタイムをあっさり失ってしまった。フルームはカテゴリー超級のモン・バントゥで山岳ポイントも50ポイント獲得し、山岳賞でも総合首位に立った。この日、区間28位でゴールした地元フランスのロランは、マイヨ・アポワ獲得が難しくなってしまった。



区間優勝したフルームは「この峠はとても歴史的で、とくに100回目の今大会ではとても大きな意味がある。今日、ボクはここで勝つとは思っていなかったよ。総合でもっと保険を得たかっただけで、勝てるとは思っていなかった。キンタナはとても強いクライマーだけど、あんなに早くからアタックするとは思っていなかった。脱帽するよ。彼は素晴らしい走りをして、どれだけ強いかを示した。彼を捕まえた時、“この男が今日区間優勝し、ボクは2位に甘んじなければならないだろう”と、考えた。けれど残り2kmで彼はちょっと消耗していて、ボクはまだ力が残っていた。ボクたちはちょっと話をして、ボクは“さあ、あともう少しだ。ゴールはもうすぐだ”と、言った。けれど彼は脱落してしまったのさ」と、この日のステージを振り返っている。


区間優勝を逃したキンタナは「区間優勝するという幻を見たけれど、最後にボクには強さが欠けていた。持っていたすべてを出し尽くしたけれど、ここはとてもむずかしい峠で、レースは1日中ハイペースだった。ボクは完全に疲れきっている。フルームは(ゴール後)トレーナーに乗っているけれど、ボクはただ休むことしか考えられないよ。(ゴール前に)フルームは少し力が衰えているだろうと思っていたけれど、彼はまだ猛烈な力を生み出すことができて、付いて行くことはできなかったのさ」と、語った。それでも彼はこの日、ミハウ・クウィアートコウスキー(オメガファルマ・クイックステップ)からマイヨ・ブランを奪い返した。「ボクは表彰台かマイヨ・ブランを選びたくはない。どちらも欲しいんだ。今からボクは、マイヨ・ブランを守るつもりさ」


革命記念日の祝日に敢闘賞を獲得し、フランス人として唯一表彰台に上がったシャバネルは「革命記念日に敢闘賞選手になることができてうれしいよ。最初の2時間は、ボクたちは本当に高速で走った。ボクたちはいいタイム差を得たけれど、勝つためには十分ではなかった。モン・バントゥのふもとで7~8分のタイム差が必要だったんだ。ボクは先頭集団で一番強かったと思うから残念だ。けれど今日は観客のために、レースを盛り上げるためにも走った。沿道の観客の声援は、信じられないほどすごかった。彼らがツールでの楽しい1日を過ごせていたらいいね」と、語っている。


7月15日はボークリューズで今年2度目の休養日を取る。そして最終週はいよいよアルプスへと突入する。16日はベゾン・ラ・ロメーヌからガップまでの168kmで第16ステージが行われ、ゴースにはカテゴリー3の丘が1ヶ所と、カテゴリー2の峠が2ヶ所含まれている。


■第15ステージ結果[7月14日/ジボール~モン・バントゥ/242.5km]

1 クリストファー・フルーム(スカイ/英国)5時間48分45秒

2 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+29秒

3 ミケル・ニエベ(エウスカルテル・エウスカディ/スペイン)+1分23秒

4 ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ/スペイン)+1分23秒

5 ロマン・クロイツィーゲル(チームサクソ・ティンコフ/チェコ)+1分40秒

6 アルベルト・コンタドール(チームサクソ・ティンコフ/スペイン)+1分40秒

7 ヤコブ・フグルサング(アスタナ/デンマーク)+1分43秒

8 バウケ・モレマ(ベルキン/オランダ)+1分46秒

9 ローレンス・テンダム(ベルキン/オランダ)+1分53秒

10 ジャンクリストフ・ペロー(AG2R・ラモンディアル/フランス)+2分08秒

142 新城幸也(ヨーロッパカー/日本)+30分23秒

■第15ステージまでの総合成績

1 クリストファー・フルーム(スカイ/英国)61時間11分43秒

2 バウケ・モレマ(ベルキン/オランダ)+4分14秒

3 アルベルト・コンタドール(チームサクソ・ティンコフ/スペイン)+4分25秒

4 ロマン・クロイツィーゲル(チームサクソ・ティンコフ/チェコ)+4分28秒

5 ローレンス・テンダム(ベルキン/オランダ)+4分54秒

6 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+5分47秒

7 ヤコブ・フグルサング(アスタナ/デンマーク)+6分22秒

8 ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ/スペイン)+7分11秒

9 ジャンクリストフ・ペロー(AG2R・ラモンディアル/フランス)+7分47秒

10 ミハウ・クウィアートコウスキー(オメガファルマ・クイックステップポーランド)+7分58秒

94 新城幸也(ヨーロッパカー/日本)+1時間38分39秒

[各賞]

■ポイント賞:ペーテル・サガンキャノンデールスロバキア

■山岳賞:クリストファー・フルーム(スカイ/英国)

■新人賞:ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)

■チーム成績:チームサクソ・ティンコフ(デンマーク

モン・バントゥのきつい峠道は新城選手にはきつかったのでしょうか。