京都の叡山電鉄に岩手「三陸鉄道カラー」の車両が登場! 「新たな出発」をお祝い


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カラーリングのイメージ元となる三陸鉄道の36-700形ディーゼルカー(画像:叡山電鉄)。
 
 京都市内で鉄道路線を運営する叡山電鉄は2019年3月20日(水)、岩手県の太平洋沿いを走る三陸鉄道のカラーリングを施した電車を期間限定で運行すると発表しました。
 車両は712号車、運行期間は3月31日(日)から2020年3月まで。カラーリングのモデルは三陸鉄道36-700形ディーゼルカーです。
 叡山電鉄三陸鉄道の関係は、2009(平成21)年の「第5回えいでんまつり」に三陸鉄道が協力したことから始まり、2013(平成25)年から開催しているイベント「悠久の風~南部風鈴に寄せて~」のフォトコンテストなどを通じて連携を深めてきたといいます。2018年9月の台風21号で叡山電鉄が被災した際は、三陸鉄道の社長が激励に訪れています。
 叡山電鉄によると今回の取り組みは、2018年にもらったエールへのお礼の意味と、三陸鉄道東日本大震災を乗り越えて「リアス線」として今月から新たに出発するにあたり、お祝いし、PRに貢献するためとしています。


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