対象は駅前広場やバスロータリー、駅前公園など約三万二千七百平方メートル。バスロータリーでは二十日に高齢女性が路線バスにはねられ、死亡する事故が起きており、利用者の安全対策なども強化する方針。
四月五日には駅内で旅行商品などを販売する「びゅうプラザ」隣に観光案内所を移す。案内から交通、宿泊の手配までを一体的に対応できる仕組みを整える。JR磐越西線では普通列車に指定席を設ける予定。時期は未定だが、需要調査などを経て乗客の利便性向上につなげる。
路線検索や予約、決済などを一括でできるアプリケーションの制作なども検討している。
【連携協定に伴う主な取り組み】
◆会津若松駅前広場や周辺道路などの整備推進
◆安全でシームレスな(切れ目のない)交通ネットワーク構築の検討
・会津若松駅での2次交通への接続向上
・利便性向上を目的としたアプリ制作を目指した地域交通事業者との連携強化
◆会津若松駅での観光案内の強化
・観光案内所と「びゅうプラザ」のワンフロア化
・磐越西線における指定席着席サービス導入の検討
・「のってたのしい列車」の活用による魅力ある旅の創出