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【ヤンゴン共同】中古の鉄道車両輸出を手掛ける商社ウエストコーポレーション(東京)が2日、ミャンマー国鉄と協力し、最大都市ヤンゴンと東部の地方都市を結ぶ路線で、中古日本製車両を改装した観光列車を試走させた。今後、合弁で商業運行を目指す。
JR東海が運行していたエアコン付きのディーゼル車「キハ40系」2両が、ヤンゴンと約280キロ離れた第3の都市モーラミャイン間を片道8時間で、約100人を乗せ往復。一部を幅の広い特別席としたほか、女性スタッフが弁当を配布し、車内広告のサンプルも掲示した。
JR東海が運行していたエアコン付きのディーゼル車「キハ40系」2両が、ヤンゴンと約280キロ離れた第3の都市モーラミャイン間を片道8時間で、約100人を乗せ往復。一部を幅の広い特別席としたほか、女性スタッフが弁当を配布し、車内広告のサンプルも掲示した。
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路線には途中、黄金の岩がある有名な仏塔「チャイティーヨー・パゴダ」の最寄り駅もあるが、既存の車両は老朽化しエアコンも効かず、行楽目的での利用は少ない。
ウエストコーポレーションのソゥ・ウィン・トン輸出担当執行役員は「快適な乗り心地の列車を走らせれば、旅客が伸びるはず」と期待する。試走ではエンジンやブレーキの状態を確認した。
ウエストコーポレーションのソゥ・ウィン・トン輸出担当執行役員は「快適な乗り心地の列車を走らせれば、旅客が伸びるはず」と期待する。試走ではエンジンやブレーキの状態を確認した。