ジロ・デ・イタリア第13ステージはガビリアが区間4勝目/トーマスが不出走
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第13ステージは185選手が出走。英国のゲラント・トーマス(チームスカイ)が出走しなかった。トーマスはブロッカウス頂上にゴールした第9ステージで落車に巻き込まれ、肩とヒザを負傷。第10ステージの個人タイムトライアルでは区間2位になったが、総合成績では第12ステージ終了時点でマリア・ローザのドゥムランよりも6分以上遅れていた。
スタートして1kmでビンチェンツォ・アルバネーゼ(バルディアーニ・CSF)、パヴェル・ブルット(ガスフムロム・ルスベロ)、ヨハン・ファンジル(チームディメンションデータ)、マテイ・モホリッチ(UAE・チームエミレーツ)が集団からアタック。ファンジルは7kmで集団に戻り、逃げは3人になった。タイム差は9km地点で2分を超えたが、この日は167kmと短いステージで、それ以上は広がらなかった。
逃げはゴールまで残り22kmで集団に吸収された。強い横風で集団が分裂する場面があったが、大きなトラブルはなかった。ゴールまで残り3.7kmでフィリッポ・ポッツァート(ウィリエールトリエスティナ・セッレイタリア)が飛び出したが、すぐに吸収された。
サム・ベネットを勝たせたいボーラ・ハンスグローエがこの日も列車を作り、先頭で最後のカーブを通過。そこでガビリアは発射台のマクシミリアーノ・リチェセ(クイックステップフロアーズ)の後ろに付くことができなくなり遅れてしまったが、自力で先頭に飛び出し、ベネットを打ち負かして区間4勝目を勝ち取った。
■区間4勝目をマークしたガビリアのコメント「今日は(いつもと)違ったスプリントで、本当に難しいスプリントだった。でも、チームのお陰で何とか前に戻り、もう1勝できた。僕は今や最もジロで区間優勝したコロンビア人だ。でもそれにはあまり意味はない。僕にとってそれは、よく準備ができてからジロに来たことを意味するんだ」
週末からは、いよいよ山岳ステージの連戦がスタート。5月20日の土曜日は、ファウスト・コッピの生まれ故郷であるカステッラニーアから標高1142メートルでカテゴリー1のオローパ山頂(ビエッラ)までの131kmで第14ステージが行われる。
オローパの登坂は全長11km、平均勾配は7%で、中盤に最大13%の難所がある。総合首位のドゥムランは「オローパは僕向きの上り坂だと思う。だから日曜日にまたマリア・ローザを着ていられることを願っているよ」と、語っている。
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■第13ステージ結果[5月19日/レッジョ・エミリア~トルトゥーナ/167km]
1 フェルナンド・ガビリア(クイックステップフロアーズ/コロンビア)3時間47分45秒
2 サム・ベネット(ボーラ・ハンスグローエ/アイルランド)
3 ヤスペル・ストゥイヴェン (トレック・セガフレード/ベルギー)
4 ロベルト・フェラーリ(UAE・チームエミレーツ/イタリア)
5 ライアン・ギボンズ(チームディメンションデータ/南アフリカ)
6 ルディガー・ゼーリッヒ (ボーラ・ハンスグローエ/ドイツ)
7 サーシャ・モドロ(UAE・チームエミレーツ/イタリア)
8 カレブ・イーウェン(オリカ・スコット/オーストラリア)
9 アンドレ・グライペル(ロット・スーダル/ドイツ)
10 ビアチェスラフ・クズネツォフ(チームカチューシャ・アルペシン/ロシア)
■第13ステージまでの総合成績(マリア・ローザ)
1 トム・ドゥムラン(チームサンウェブ/オランダ)56時間29分53秒
2 ナイロ・キンタナ(モビスターチーム/コロンビア)+2分23秒
3 バウケ・モレマ(トレック・セガフレード/オランダ)+2分38秒
4 ティボ・ピノー(エフデジ/フランス)+2分40秒
5 ビンチェンツォ・ニバリ(バーレーン・メリダ/イタリア)+2分47秒
6 アンドレイ・アマドール(モビスターチーム/コスタリカ)+3分05秒
7 ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ/ルクセンブルク)+3分56秒
8 ドメニコ・ポッツォビーボ(アージェードゥゼール・ラモンディアル/イタリア)+3分59秒
9 タネル・カンゲルト(アスタナプロチーム/エストニア)+3分59秒
10 イルヌール・ザカリン(チームカチューシャ・アルペシン/ロシア)+4分17秒
[各賞]
■ポイント賞(マリア・チクラミーノ):フェルナンド・ガビリア(クイックステップフロアーズ/コロンビア)
■山岳賞(マリア・アッズーラ):オマール・フライレ(チームディメンションデータ/スペイン)
■新人賞(マリア・ビアンカ):ボブ・ユンゲルス(クイックステップフロアーズ/ルクセンブルク)
(http://www.giroditalia.it/)