名古屋鉄道では、「名鉄グループ中期経営計画～PLAN123～」（2015 年度～
2017 年度）に基づき、同計画の基本方針である『「積極的な事業展開」と「強固な
経営基盤の確立」』などの実現に向け、2016 年度設備投資計画をまとめまし
た。
来年度の主な投資として、鉄道事業については、旅客安全・運転保安工事
およびサービス改善工事に109 億円、開発事業では、当社沿線地域における
不動産開発や、既存の保有施設の改修などに71 億円、その他においては、IT
機器・システムの更新などに3 億円の設備投資を行います。
鉄道事業［10，９６６百万円］
鉄道事業では、①踏切保安設備や土木・電気設備の改良など旅客安全・運
転保安工事に6,641 百万円、②一部特別車特急車両2200 系や通勤型車両
（計16 両4 編成）の新造、一部特別車特急車両1200 系のリニューアル、駅改良な
ど、サービス改善工事に4,324 百万円の計10,966 百万円を投資します。
１ 旅客安全・運転保安工事（6,641 百万円）
（１） 安全・保安対策
○ ホーム転落対策として、列車の乗務員に異常を知らせる危急知らせ灯
やATS を常滑線の尾張横須賀駅、朝倉駅、新舞子駅のほか、名古屋
本線の伊奈駅、小田渕駅などに設置します。これにより名古屋本線の
全駅で危急知らせ灯の設置が完了します。
＜主な投資項目＞
① 旅客安全・運転保安工事の推進・継続
② 一部特別車特急車両や通勤型車両など計 16 両（4 編成）新造
③ 東大手駅をはじめとした駅施設改良
（２） 耐震補強の推進
○ 大規模地震による被害を最小限に抑えるため、高架橋柱などの耐震
補強を豊田高架橋、津島高架橋、刈谷高架橋、豊田本町高架橋など
で実施します。
（３） 踏切道保安設備の新設・更新
○ 踏切道の保安対策として、踏切障害物検知装置の設置（7 カ所）、踏切
遮断機の更新（165 台）などを行います。
（４） 土木施設の改良
○ 列車の乗り心地を向上するため、瀬戸線・西尾線の延べ約5．4ｋｍに
おいて、まくらぎのPC 化を実施します。
○ 列車走行音や振動を軽減するため、分岐器の弾性化（伊奈駅2 基・堀田駅
2 基）を実施するほか、ロングレール化工事を実施します。
（５） 電気施設の改良
○ 安定した電力供給を図るため、有松変電所の改良をはじめ、矢作変電
所、ナゴヤ球場前変電所、竹鼻変電所など沿線各所で電力設備を更
新するほか、き電線の増強・改良などを実施します。
○ 保安度の向上を図るため、転てつ機と信号機の動作を制御する連動
装置の更新を実施します。
（６） 高架化
○ 安全対策の推進と都市計画事業の一環として、3 カ所で高架化工事を
実施します。
知立駅付近高架化工事 名古屋本線 一ツ木駅～牛田駅間 1.6km
三河線 重原駅～三河八橋駅間2.7km
喜多山駅付近高架化工事 瀬戸線 小幡駅～大森・金城学院前駅間1.9km
布袋駅付近高架化工事 犬山線 石仏駅～江南駅間1.8km
2017 年度）に基づき、同計画の基本方針である『「積極的な事業展開」と「強固な
経営基盤の確立」』などの実現に向け、2016 年度設備投資計画をまとめまし
た。
来年度の主な投資として、鉄道事業については、旅客安全・運転保安工事
およびサービス改善工事に109 億円、開発事業では、当社沿線地域における
不動産開発や、既存の保有施設の改修などに71 億円、その他においては、IT
機器・システムの更新などに3 億円の設備投資を行います。
鉄道事業［10，９６６百万円］
鉄道事業では、①踏切保安設備や土木・電気設備の改良など旅客安全・運
転保安工事に6,641 百万円、②一部特別車特急車両2200 系や通勤型車両
（計16 両4 編成）の新造、一部特別車特急車両1200 系のリニューアル、駅改良な
ど、サービス改善工事に4,324 百万円の計10,966 百万円を投資します。
１ 旅客安全・運転保安工事（6,641 百万円）
（１） 安全・保安対策
○ ホーム転落対策として、列車の乗務員に異常を知らせる危急知らせ灯
やATS を常滑線の尾張横須賀駅、朝倉駅、新舞子駅のほか、名古屋
本線の伊奈駅、小田渕駅などに設置します。これにより名古屋本線の
全駅で危急知らせ灯の設置が完了します。
＜主な投資項目＞
① 旅客安全・運転保安工事の推進・継続
② 一部特別車特急車両や通勤型車両など計 16 両（4 編成）新造
③ 東大手駅をはじめとした駅施設改良
（２） 耐震補強の推進
○ 大規模地震による被害を最小限に抑えるため、高架橋柱などの耐震
補強を豊田高架橋、津島高架橋、刈谷高架橋、豊田本町高架橋など
で実施します。
（３） 踏切道保安設備の新設・更新
○ 踏切道の保安対策として、踏切障害物検知装置の設置（7 カ所）、踏切
遮断機の更新（165 台）などを行います。
（４） 土木施設の改良
○ 列車の乗り心地を向上するため、瀬戸線・西尾線の延べ約5．4ｋｍに
おいて、まくらぎのPC 化を実施します。
○ 列車走行音や振動を軽減するため、分岐器の弾性化（伊奈駅2 基・堀田駅
2 基）を実施するほか、ロングレール化工事を実施します。
（５） 電気施設の改良
○ 安定した電力供給を図るため、有松変電所の改良をはじめ、矢作変電
所、ナゴヤ球場前変電所、竹鼻変電所など沿線各所で電力設備を更
新するほか、き電線の増強・改良などを実施します。
○ 保安度の向上を図るため、転てつ機と信号機の動作を制御する連動
装置の更新を実施します。
（６） 高架化
○ 安全対策の推進と都市計画事業の一環として、3 カ所で高架化工事を
実施します。
知立駅付近高架化工事 名古屋本線 一ツ木駅～牛田駅間 1.6km
三河線 重原駅～三河八橋駅間2.7km
喜多山駅付近高架化工事 瀬戸線 小幡駅～大森・金城学院前駅間1.9km
布袋駅付近高架化工事 犬山線 石仏駅～江南駅間1.8km
２ サービス改善工事（4,324 百万円）
（１） 車両の新造
○ 一部特別車特急車両2200 系の車
両を6 両（6 両組成×1 編成）新造しま
す。
（１） 車両の新造
○ 一部特別車特急車両2200 系の車
両を6 両（6 両組成×1 編成）新造しま
す。
○ 通勤型車両として3300 系の車両を
8 両（4 両組成×2 編成）、3150 系の車両
を2 両（2 両組成×1 編成）新造します。
8 両（4 両組成×2 編成）、3150 系の車両
を2 両（2 両組成×1 編成）新造します。
（２） 一部特別車特急車両1200 系のリニューアル
○ 27 年度から実施している一部特別車
特急車両1200 系のリニューアルを本
年度も18 両（6 両組成×3 編成）で実施し、
車内環境の刷新（トイレの洋式化・座席の更
新など）および外観デザインの変更を
実施します。
（３） 主な駅改良工事
瀬戸線・東大手駅改良工事
○ 東大手駅（名古屋市中区三の丸四丁目3 番2 号）のバリアフリー化を行い、エレ
ベーターおよび車椅子用階段昇降機の設置やホーム嵩上げを実施し
ます。
そのほか名古屋本線・堀田駅（名古屋市瑞穂区新開町28 番26 号）のホーム改
良工事、名古屋本線・東枇杷島駅（名古屋市西区枇杷島一丁目18 番9 号）の
駅舎改修工事などを行います。
（４） 自動改札機のIC カード対応化
○ お客さまの利便性向上のため、金山駅、名鉄岐阜駅、中部国際空港
駅、国府駅、常滑駅、新鵜沼駅、新瀬戸駅など30 駅のIC カード非対
応の自動改札機（34 台）で、manaca などIC カードをご利用いただける
よう改良します。
（５） 旅客案内設備更新
○ 本宿駅に行先案内表示器を新設するほか、栄町駅および伊奈駅の行
先案内表示器の更新を行います。
○ 27 年度から実施している一部特別車
特急車両1200 系のリニューアルを本
年度も18 両（6 両組成×3 編成）で実施し、
車内環境の刷新（トイレの洋式化・座席の更
新など）および外観デザインの変更を
実施します。
（３） 主な駅改良工事
瀬戸線・東大手駅改良工事
○ 東大手駅（名古屋市中区三の丸四丁目3 番2 号）のバリアフリー化を行い、エレ
ベーターおよび車椅子用階段昇降機の設置やホーム嵩上げを実施し
ます。
そのほか名古屋本線・堀田駅（名古屋市瑞穂区新開町28 番26 号）のホーム改
良工事、名古屋本線・東枇杷島駅（名古屋市西区枇杷島一丁目18 番9 号）の
駅舎改修工事などを行います。
（４） 自動改札機のIC カード対応化
○ お客さまの利便性向上のため、金山駅、名鉄岐阜駅、中部国際空港
駅、国府駅、常滑駅、新鵜沼駅、新瀬戸駅など30 駅のIC カード非対
応の自動改札機（34 台）で、manaca などIC カードをご利用いただける
よう改良します。
（５） 旅客案内設備更新
○ 本宿駅に行先案内表示器を新設するほか、栄町駅および伊奈駅の行
先案内表示器の更新を行います。
気になったのは2200、3300、3150の新造と1200のリニューアルでしょう。ちなみに2200と3150は4月13日に豊川の日本車両製造から大江に向って甲種輸送があるようですね。ダイヤは豊川11時57分→豊橋12時12分～13時8分→笠寺14時32分～45分→東名古屋港15時3分→大江15時20分
古い車両何が廃車するか気になります。
