再び9度舞ったソフトB・工藤監督「全然違う…感無量」


SMBC日本シリーズ第5戦(ヤクルト0-5ソフトバンクソフトバンク4勝1敗、29日、神宮)ソフトバンクはヤクルトに5-0で勝って対戦成績を4勝1敗とし、2年連続7度目の日本一を決めた。先発したスタンリッジ投手(37)が6回4安打無失点と好投。打っては四回に李大浩イ・デホ内野手(33)の2ランで先制し、五回と九回にも追加点を奪った。就任1年目で日本一を達成した工藤公康監督(52)は9度宙に舞った。

 日本一を決めた工藤監督はリーグ優勝、クライマックスシリーズ突破後と同じように選手たちの手で9度宙に舞った。3度目の胴上げを味わった工藤監督は「感無量ですし、選手たちが一戦一戦絶対に負けない気持ちを出してくれた」とこみ上げる喜びを噛み締めた。選手で11回の日本一を経験している工藤監督だが、監督としての達成感はひとしお。「(選手の時と)全然違う。選手たちがグラウンドで暴れてくれて。内川がけがでいなくなってしまっても一致団結して戦ってくれた」と、充実感たっぷりに語った。

 最後は「彼ら(ソフトバンクナイン)とずっと野球がやりたい。キャンプの時から分からないことがたくさんあったけど、それでも監督として認めてくれた。僕を信じて戦ってくれた。みんなありがとう」と、ナインに感謝を示した。


おめでとうございます。工藤監督の初就任で日本一をやってのけるのはすごいことです。来季の優勝期待します。