利用が14%増加 県が実験継続検討 東武桐生線の料金助成


群馬県東武桐生線(太田―赤城間)の利用促進のため、「特急りょうもう」の特急料金を全額助成する社会実験について、県は6日までに、同路線の定期外利用者が前年同期に比べて14%伸びたことを明らかにした。一定のニーズが確認できたとして、県は今後、東武鉄道と協議し、実験期間の延長や助成申請手続きの簡略化を検討したい考え。

 社会実験を行った昨年11、12月の利用状況を分析した。実験では助成により、普通運賃で利用できる列車本数をほぼ倍の1時間に2本にした。同路線での特急利用は前年から倍増。2月末時点で助成の申請が3115件あり、約140万円の助成を予定する。

東武桐生線の社会実験、特急料金を事実上無料とすることで桐生線(の地域利用可能列車)を毎時2本として利便性を向上させる目的で、県が実施したようですね。対象になるのは太田市から桐生市を経てみどり市に向かう桐生線内相互の乗り降りだけで、線外区間は対象外と。


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