JR九州、819系「DENCHA」デビューへ エコでスマートな“蓄電池電車”
愛称は「DENCHA」(「D」UAL 「EN」ERGY 「CHA」RGE TRAIN)です。外観は同社の交流型電車「817系」をベースに、地球をイメージした青色デザインで環境へのやさしさを表現しています。
地球にやさしい「蓄電池電車」
「819系」は架線のある区間でバッテリーに充電し、架線の無い区間をバッテリーの電気で走る“蓄電池電車”です。
交流電化区間では架線からの交流電力で走行し、走行・停車中に、架線からの交流電力を変換して蓄電池に充電。
交流電化区間では架線からの交流電力で走行し、走行・停車中に、架線からの交流電力を変換して蓄電池に充電。
初の“交流電化区間”むけ蓄電池電車
“直流”電化区間で充電し架線のない区間も走行できる車両としては2014年にデビューした栃木県のJR烏山線「EV-E301系 アキュム」がありますが、“交流”電化区間で蓄電する営業用車両は初となります。
車内もエコに
客室照明にはLEDを使用。車内の冷暖房効果を高めるために、押しボタン式開閉ドア方式「スマートドア」を導入。また各車両のドア上部には視認性のよい液晶画面「マルチサポートビジョン」を設置、停車駅や乗換案内、スマートドアの案内等を表示します。
819系「DENCHA」を導入する非電化区間はJR筑豊本線(若松線)若松~折尾間。
2016年4月に試験運転を開始(1編成2両)、2016年秋に営業運転を開始(先行投入)する予定です。2017年春には6編成12両を追加投入する予定となっています。
2016年4月に試験運転を開始(1編成2両)、2016年秋に営業運転を開始(先行投入)する予定です。2017年春には6編成12両を追加投入する予定となっています。
交流式の畜電池車両が今年秋に営業運転するとは驚きですね。JR東では2017年に交流式の畜電池車両がデヴューすつから、この流れで交直流の畜電池車両も作ってほしいですね。