伊豆の観光特急列車名称は「サフィール踊り子」に決定、JR東日本初となるプレミアムグリーン車のロゴも発表


伊豆エリアの新たな観光特急、列車名は「サフィール踊り子」      

JR東日本は5月8日、2020年春に運行開始を予定している伊豆エリアの観光特急列車の名称を「サフィール踊り子」(さふぃーるおどりこ/SAPHIR ODORIKO)に決定したと発表した。
宝石のサファイヤのような青く輝く美しい伊豆の海と空をイメージさせ、上質・高級で優雅な旅を楽しんでもらいたいという願いから、「サファイヤ」(英語)を「サフィール」(仏語)にし、名称を決定したという。車体のロゴは列車愛称名の考え方である「宝石のサファイア」をイメージしたもの。
1号車はJR東日本初となるプレミアムグリーン車となる。ゆったりとしたプライベート空間とくつろぎの空間を実現する1+1列の座席(シートピッチ1250mm)。天窓と窓からのダイナミックな車窓を妨げないよう、収納スペースは座席下に配置されている。
2~3号車は気の合う仲間や大好きな家族と目的地までゆったりとした時間を過ごせるグリーン個室。落ち着いてくつろげるカフェをイメージしたプライベート空間として設計されており、4名様用と6名様用をご用意しているという。
4号車のヌードルバーはこだわりの麺を目の前で調理するオープンスタイルのキッチンとなっており、車窓を流れる相模湾の景色を眺めながらカウンター席とボックス席で食事を楽しめる。
5~8号車は東京・新宿方面行きのグリーン車。天窓からの陽の光がガラス製荷棚を通して車内に降り注ぐ、伊豆の自然をイメージしたリラックスできる空間設計となっている。座席は従来の特急列車よりも広く快適な2+1列(シートピッチ1160mm)。


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